イラストでわかるツーバイフォー: ツーバイフォーとは | 一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会北海道支部

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➀ 断熱性・気密性

構造イメージ

面構造イメージ

ゆきんこくん：北海道の冬は寒くて長いけど、僕の寒さに耐えられるのかな？ツーバイフォーくん：ツーバイフォー住宅の外壁は、枠組材に構造用面材を貼った大壁構造なので、間にできた空気層に隙間なく断熱材を入れられるんだよ。だから暖かいんだよ。

ゆきんこくん：へ～、僕の寒さにも耐えれるだね。でも、隙間から北風くんが入ってこないの？それに暖房をたくさん使うとエネルギーの無駄遣いだよ。

ツーバイフォーくん：暖房のエネルギーをロスを減らす工夫をして隙間を防ぎ気密性を保つこともしているんだ。ツーバイフォー工法の特徴である床版・壁を組み立てる方式は、気密性を確保しやすい工法なんだよ。

ゆきんこくん：なるほど、外壁はもちろん気密性を保つことで暖かい家になってるんだね。おまけにエネルギーロスも少なく省エネ。これじゃ僕はかないっこないね。

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➁ 耐震性

耐震試験

しけんくん：耐震試験で、３階建ての実物建物でツーバイフォーの耐震性を検証してみたよ。

ツーバイフォーくん：神戸海洋気象台で記録された地動加速度※1である818gal※2（阪神・淡路大震災における最大地動加速度）で加振したこの実験で、3階建てツーバイフォー住宅はほとんど損傷もなく、優れた耐震性能を証明したんだよ。

しけんくん：さらに続けて、大きな余震を想定して、新潟県中越地震の際、川口町で観測された地震波（2,036gal）を実験建物に加振しましたが、倒壊等には至らず、高い安全性が確認されたんだ。

ツーバイフォーくん：床・壁・屋根が一体となったモノコック構造のツーバイフォー住宅は、地震の揺れを6面体の建物全体で受け止めて力を分散させます。地震力が一部分に集中することがないため倒壊・損傷がなく、地震に対して抜群の強さを発揮されるんだ。

※1 地動加速度は、地震の大きさの指標となるもので、地震による地表面での加速度を指す。単位はgal（ガル）で表示 ※2 gal（ガル）は、加速度の単位。1gal=1cm/sec2

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➂ 耐久性

壁内イメージ

メンテくん：お家にメンテナンスは必要不可欠！ツーバイフォー住宅は、徹底した湿気対策、適切なメンテナンスで、永く暮らせる住まいを実現しているんだよ。

ツーバイフォーくん：ほとんどの構造用製材に含水率19％以下の日本農林規格に基づく乾燥材を使用。さらに、さまざまな方法によって万全の湿気対策を行っているんだ。

メンテくん：その一つとして、壁内に断熱材が充填されているため、室外と室内の温度差がゆるやかに緩和され、結露が発生しにくい構造となってるんだよ。

ツーバイフォーくん：そして、ツーバイフォーで建てられた長寿の建築物は国内外に多く現存しています。いまなお人々に愛され続けている歴史的建造物の数々は、ツーバイフォー住宅の優れた耐久性を、何より雄弁に語っているんだ。

旧近藤邸（大正14年建築／神奈川・藤沢）

近藤賢二邸の別荘として、遠藤新（フランク・ロイド・ライトに６年間師事）が設計しました。
1981年３月、藤沢市民会館の前庭に移築。

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札幌時計台

豊平館

北海道とツーバイフォー

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